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ゲリラ雨と高校野球

ゲリラ雨が増加する夏場は高校野球で日本中が盛り上がる季節です。甲子園球場を目指して練習を積んできた高校球児が一生懸命戦っている姿を、日本中の多くの人々が毎年楽しみにしています。

2008年の第90回高校野球ではゲリラ雨による珍しい事態が起こりました。8月6日、この日は近畿地方を激しいゲリラ雨が襲い、広い範囲で浸水や冠水被害が相次いで発生していました。甲子園球場でも観客席の通路は雨水が滝のように流れ、ついに観客は避難することとなりました。

このゲリラ雨によって第2試合が2度中断し、83年ぶりの「豪雨引き分け」試合となったのでした。「豪雨引き分け」となった試合は後日仕切り直しの再戦が行われています。

その後に予定されていた第3試合も中止となり、それ以降の試合日程が一日ずつずれるという異例の事態となりました。
豪雨による試合中断は過去に何度もありますが、「豪雨引き分け再戦」というは大正4年の第1回大会以来、83年ぶりの出来事だったということです。
中断試合でリードしていた選手たちはどれほど悔しかったことでしょう。はるばる駆け付けた応援団も宿泊手配などでパニックに陥り、その後の試合予定があった学校関係者たちも対応に追われるなど、ゲリラ雨は多くの人々に影響を及ぼしました。
長い高校野球の歴史の中で今回ほどゲリラ雨の影響を大きく受けたことはなかったでしょう。これからも地球温暖化によりゲリラ雨が増加すれば、今回のような事態も珍しいことではなくなるかもしれません。