ゲリラ雨の原因と対策 > ライフラインの被害

ライフラインの被害

近年多発しているゲリラ雨は、ライフラインの機能を著しく低下させ、時には寸断してしまいます。
ライフラインは都市化している社会の中で、日常生活を送るために必要なあらゆる設備のことをいいます。電気、ガス、水道、下水などの公共設備の他、電話やインターネット、交通機関などを含めてこう呼ぶこともあります。
昔のようにランプの灯りや井戸水を使用していた時代にはライフラインという概念はなく、災害によるダメージは現在ほど深刻ではなかったと言われています。しかし近代化した都市でライフラインはいわば生命線であり、たとえ体が無事であってもライフラインが寸断されたら生活ができない状態に陥ってしまうのです。
最近東京で発生したゲリラ雨では数千件の停電が発生しています。停電は住宅の灯り、冷蔵庫、テレビ、エアコン、パソコンなどを停止し、外部のあらゆる情報が得られない状態になります。またマンションなどのエレベーターが停電で止まると中に人が閉じ込められてしまいます。実際に東京のゲリラ雨でも、子どもが停電によって数十分マンションのエレベーターに閉じ込められる事態が発生しました。
電気や電話に比べて復旧に時間がかかるのが水道です。これまでもゲリラ雨による水害で断水状態となっています。特に土砂崩れや崖崩れの起こった地域では復旧が難しく、1週間以上も断水が続く場合もあります。
自然災害では必ずライフラインの被害も発生しています。ゲリラ雨が増加している現在、ライフラインへの被害を最小限に抑える都市の実現に向けて、各自治体は対策を投じています。