ゲリラ雨の原因と対策 > 自動車の被害

自動車の被害

ゲリラ雨による災害では、自動車にまで被害が及ぶことがあります。

2000年の東海豪雨や2004年の福井豪雨では、道路の冠水により多くの自動車が水に浸かりました。

河川の決壊や越流が起こると道路や住宅に水が流れます。

田んぼや土の多い地域では雨水は地表から浸透していきますが、市街化した地域の地面はアスファルトで舗装されているため雨水が地表から浸透しません。

その結果道路は雨水で溢れ、浸水被害が大きくなるのです。

また最近ではマンションの地下駐車場も増え、地下に雨水が流れ込んで自動車に被害が及ぶ事態も起こっています。

これまでの大きなゲリラ雨でも、あまりの雨量の多さから道路に車を置き去りにして避難した人が多くいました。

ゲリラ雨が去った後には乗り捨てられた自動車が至る所に見受けられました。

浸水した自動車の多くはその後廃車になります。

廃車にならなくても内装や電装系統が水につかれば匂いやシミが残ってしまいます。

そのため買い替え時には中古車引き取り業者でも値がつかないのが実情です。

東海豪雨や福井豪雨の直後には部品や内装の交換によって、多くの自動車は修理費用が新車購入費用を超えるという状態になりました。

膨大な修理車や廃車の台数は一時処置が危ぶまれたほどです。

しかしその一方で廃車の中にも再利用できる部品が多くあり、中古車業者や解体業者が押し寄せたということです。

今日、自動車は私たちの生活に欠かせない交通手段です。

それだけに近年増加しているゲリラ雨に対して、自動車保険の加入や緊急時の対策を日常から備えておく必要があるでしょう。