農業被害

お米や野菜、果物、花などを育てている農業は、自然現象に大きな影響を受けながら営まれています。

雨が降らず日照りが続けば作物は枯れてしまい、台風が上陸すれば強い風で作物は倒れてしまいます。

台風やゲリラ雨による大雨は農地の浸水や作物の水没を起こし、せっかく実った作物を台無しにしてしまうこともあります。

さらに土砂崩れで農地自体がなくなってしまうこともあります。

2004年に起きた新潟のゲリラ雨の災害では、農業被害が73億円にも上ると報告されて話題になりました。

その被害とは農地の浸水や、土砂の流入による被害が最も多く、次にトラクターなどの機械が破損する被害が多くなっています。

作物にとって雨はとても重要な存在ですが、多すぎても少なすぎても正常に育ちません。

ゲリラ雨は農家にとっても予測がつかない大変迷惑な雨ですが、このゲリラ雨によって世界の至る所で農業被害が続出しているのです。

近年では農業技術の進歩に伴い、災害に対する備えや復旧技術も進歩し、昔に比べると被害を少なく抑えることができるようになっています。

また、日本ではこのようなゲリラ雨による農業被害に対し、国による補助事業を行っています。

この補助事業は実際に耕作している田んぼや畑、果樹園、さらに用水路やため池などが被害に遭った時、その復旧工事に一定額以上を要する場合に適用されるものです。

ゲリラ雨による農業被害は、野菜の品質や価格に直接影響します。

そのため農業技術の進歩や国の補助制度で農業が守られていることによって、私たち国民は安定した食生活を送ることができるのです。